骨董品
2026.09.29

蔵や実家を片付けていると、想像以上のゴミの量や、長年放置された部屋特有の臭いや汚れに直面して途方に暮れることがあります。片付けの途中で骨董品や美術品らしきものが出てきても、扱い方が分からず処分してしまう方も少なくありません。
この記事では、ゴミ屋敷片付け・特殊清掃に対応する業者と、骨董品・美術品の扱いを含めた選び方のポイントを紹介します。
※本記事は編集部が各社の公開情報をもとに作成しています。掲載順は優劣を示すものではありません。
ゴミ屋敷の片付けや特殊清掃は、一般的なハウスクリーニングとは異なる知識や設備が求められる作業です。業者選びを誤ると、追加費用や近隣トラブルにつながることもあります。骨董品や美術品が出てきた場合の扱いも含め、依頼前に押さえておきたい5つのポイントを紹介します。
特殊清掃業者の多くは、拠点を置く都道府県を中心に近隣の複数県まで対応する体制を取っています。業者によって対応範囲は大きく異なり、遠方の現場では出張費が加算されたり対応できなかったりすることもあります。公式サイトで確認した上で、電話やメールでも念のため問い合わせておくと安心です。
ゴミ屋敷の片付けや特殊清掃は、現場の状態によって作業量が大きく変わるため、料金を一律に提示することが難しい分野です。
写真や訪問による事前確認を行い、内訳を示した見積書を提示してくれる業者であれば、想定外の追加請求を避けやすくなります。契約前に、追加料金が発生する条件についても質問しておくと、当日になって慌てずに済みます。
孤独死や事件・事故が発生した現場では、腐敗による悪臭の除去や、感染症対策としての除菌・消毒作業が欠かせません。オゾン脱臭機や専用薬剤を用いた消臭作業の実績や、消臭に関する保証の有無は重要な判断材料になります。臭いの原因を根本から取り除けるかどうかで、その後のリフォームの範囲や費用も変わってきます。
長年片付けられていない部屋には、まだ使える家財のほか、骨董品や美術品といった価値のある品物が紛れ込んでいることがあります。搬出前に貴重品を確認する工程があるか、骨董品・美術品を見分けたで買取やリサイクルに対応しているかを確認しておきましょう。
一般的な清掃・片付け業者は不用品の処分やリサイクル品の買取を専門としており、骨董品や美術品としての価値まで正しく判断できるとは限らない点に注意が必要です。
不用品の回収には「一般廃棄物収集運搬業許可」などの許可が必要で、無許可の業者に依頼するとトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
遺品整理士や事件現場特殊清掃士といった民間資格の保有状況とあわせて確認しておくことをおすすめします。資格を持つスタッフが対応する体制かどうかも、あわせて確認しておきましょう。
ゴミ屋敷の片付けや特殊清掃を実際に依頼する場合、どこに相談するかで対応の範囲や進め方が変わります。ここでは、こうした作業に対応している業者を10社紹介します。
公式サイト:https://www.tokusyuseisou-ajt.com/
事件・事故・孤独死現場の特殊清掃を専門とし、大阪・兵庫・京都を中心とした関西エリア一円に対応しています。「高濃度オゾン発生器」と「超高濃度オゾン発生器(濃度12,000mg/h)」を使い分けた丁寧な対応が特徴です。車内のような狭い空間から工場や倉庫のような広い面積まで、幅広く消臭対応できる体制です。年間の作業・相談件数は5,000件にのぼり、施工後に臭いが残った場合は何度でも無償で対応する仕組みも用意しています。
こんな方におすすめ:関西エリアで、臭いの強さや現場の広さに応じた消臭対応を依頼したい方
公式サイト:https://trs-tokuso.com/
愛知県岡崎市を拠点に、特殊清掃・除菌消臭・ゴミ部屋清掃を中心とした事業を展開しています。孤独死や火災事故があった部屋の消臭方法について、2件の特許技術(第6723569号・第6624753号)を保有しています。加盟業者として、この特許技術を愛知県三河地域で唯一使用できるのが強みです。完全消臭施工には消臭保証が付帯されており、施工後に臭いを感じた場合は追加料金なしで再消臭に対応しています。
こんな方におすすめ:東海エリアで特許技術に基づく完全消臭にこだわりたい方
公式サイト:https://777fukujin.com/area/tokyo/?utm_source=google&utm_medium=gbp&utm_campaign=tokyo
創業14年以上、年間20,000件以上の実績を持つ業者です。ゴミ屋敷や汚部屋の片付けは間取りごと定めており、1Kなら14,900円から、4LDKなら165,000円からとされています。不用品買取サービスを同時に利用すれば、買取金額を片付け料金にそのまま充当できるのも特徴です。相談・見積もりは無料で、不用品買取により場合によっては作業費用が無料になることもあるでしょう。
こんな方におすすめ:東京都内で料金の目安を事前に把握した上で依頼したい方
公式サイト:https://ma-clean.com/
川崎市を拠点に、神奈川県と東京都を中心としたゴミ屋敷清掃・特殊清掃・遺品整理・残置物撤去を手がけています。一般廃棄物収集運搬業者・産業廃棄物収集運搬業者としての許可を取得しており、廃棄物の適正処理に対応できる体制です。搬出作業費やスタッフ追加、車両費、包装作業費などを個別の追加料金にせず、基本料金にまとめて含めている点が特徴です。遺品整理士の地区統括会員が在籍しており、遺品整理の手順や関連法規に関する知識を備えています。
こんな方におすすめ:神奈川県川崎・横浜エリアで、追加料金の分かりにくさを避けたい方
公式サイト:https://cos.ne.jp/
大阪市生野区に本社を置き、特殊清掃・消臭・消毒・遺品整理・不動産売買を一貫してサポートしている業者です。臭気判定士や消毒滅菌施工管理士、防除作業監督者といった資格を持つ専門スタッフが対応しています。臭気・除菌・害虫駆除のそれぞれを、専門スタッフが担当する分業体制を敷いている点が特徴です。宅地建物取引士も在籍していることから、特殊清掃後の不動産売却相談まで一つの窓口で完結できます。
こんな方におすすめ:大阪府内で特殊清掃から不動産売却まで一括して相談したい方
公式サイト:https://clean138.co.jp/
愛知県一宮市を拠点に、お家片付けから不用品整理、遺品整理、特殊清掃まで幅広いメニューを扱っています。買取ができなかった不用品をタイやフィリピンへ自社ルートで輸出しており、整理した品の7割がリユース対象となった実績があります。骨董品や絵画、刀、切手、ブランド品など専門知識が必要な買取は、提携するプロの買取専門業者が同行して査定します。パソコンやスマホなど個人情報が含まれる不用品は、厳重な管理のもと適正処分しているのも安心のポイントです。
こんな方におすすめ:愛知県一宮市周辺で、リユースによる処分費の軽減も期待したい方
公式サイト:https://www.tokusou-tascat.com/
関東一円をはじめ、幅広いエリアで特殊清掃・ゴミ部屋清掃・遺品整理を手がけている業者です。第三者機関の審査を受け、遺品整理士認定協会と事件現場特殊清掃センターの双方から「優良事業所」の認定を取得しています。作業品質に満足できなかった場合は、代金を返金する制度を設けています。他社の見積もりより1円でも高ければ値引きする、価格対応も行っています。
こんな方におすすめ:関東エリアで、品質保証と価格の両面に納得して依頼したい方
公式サイト:https://47hp.com/
2009年からお住まいの片付けを専門に行う事業を展開しており、相模原市に相模原・町田相談センターを構えています。現地見積もりに加えてオンラインビデオでの無料見積もりにも対応しており、遠方からの依頼でも状況を確認しやすい仕組みです。見積もり時の基本サービスとして、貴重品の梱包・仕分けや捜索作業をあらかじめ含めている点が特徴です。創業当初から地域ごとに一般廃棄物処理業者と提携し、廃棄物処理法令に従った処分を行っています。
こんな方におすすめ:神奈川県相模原市周辺で、貴重品の捜索まで含めた片付けを依頼したい方
公式サイト:https://ihinseiri-statice.com/
大阪府和泉市を拠点に、即日対応を掲げながら遺品整理や特殊清掃、ゴミ屋敷の片付けを手がけています。骨董品・美術品の買取のほか、2級ガソリン自動車整備士の資格を持っていることから、遺品として出てきた自動車やバイクも本格査定の上で買取できる体制を整えています。独自の流通ルートを確保しており、他社では断られるような品でも買取に対応できる点が特徴です。大阪府公安委員会の許可や、事件現場特殊清掃士の認定も取得しています。
こんな方におすすめ:大阪府内で、車両を含めた幅広い遺品の買取まで相談したい方
公式サイト:http://cleanforce.jp/
名古屋市北区に本社を構え、東海地方から近畿地方まで幅広いエリアで特殊清掃や遺品整理、実家じまいを手がけています。実家じまい診断士が在籍し、片付けから空き家管理、不動産売却まで一括してサポートする体制が特徴です。宅地建物取引業者免許や解体工事業登録、少額短期保険募集人など複数の許可・登録を持ち、解体からリフォームまで社内で対応できます。24時間受付・即日無料見積もりに対応しており、急ぎの相談にも応じやすい体制です。
こんな方におすすめ:愛知県内で、解体や不動産売却まで見据えた実家じまいを相談したい方
ゴミ屋敷や特殊清掃の現場は、片付ければ終わりというわけではありません。依頼前に押さえておきたい2つの注意点を紹介します。
ゴミの量や部屋の状態は、現地を確認しなければ正確な金額を算出できないことがほとんどです。事前に写真を送付できる業者であれば、訪問前におおよその金額感をつかめる場合があります。
見積もり時に、追加料金が発生し得る条件をあらかじめ質問しておくと、当日になって慌てずに済みます。
ゴミ屋敷の片付けは、不用品の搬出時に音や臭いが発生しやすく、近隣トラブルに発展することもあります。事前の挨拶や作業車両の配置など、近隣への配慮がある業者を選ぶと安心です。
特殊清掃の場合は、臭いの拡散を防ぐ応急処置に対応しているかもあわせて確認しておきましょう。
長年片付けられていない部屋には、現金や貴金属、骨董品・美術品などの価値のある品物が紛れ込んでいることがあります。
搬出前に貴重品を確認する工程があるかどうかを、依頼前に確認しておきましょう。衣服のポケットや本の間、家具の裏側などは特に見落とされやすい場所です。
ゴミ屋敷片付けや特殊清掃について、よく寄せられる質問をまとめました。以下で疑問点を確認していきましょう。
部屋の広さやゴミの量によって作業日数は大きく異なります。1Rや1K程度であれば数時間から1日、長期間放置された一戸建てなら数日かかることもあります。
ゴミ屋敷片付けは不用品の分別・搬出が中心の作業です。特殊清掃は孤独死や事件・事故現場の消臭や除菌など、専門的な処置が必要な現場を対象とします。
部屋の広さやゴミの量、悪臭や汚損の程度によって費用は大きく変動します。複数社で見積もりを取り、内容を比較検討することをおすすめします。
業者によっては、生活保護受給者向けの相談に応じている場合があります。対応の可否は業者ごとに異なるため、事前に相談してみるとよいでしょう。
清掃・片付け業者の多くは、骨董品や美術品の価値を判断する専門知識までは持ち合わせていません。価値がありそうな品物は、専門業者へ相談することをおすすめします。
ゴミ屋敷の片付け・特殊清掃業者を選ぶ際は、対応エリアや見積もりの明確さ、消臭・除菌の技術力、骨董品・美術品を含む貴重品への対応、許可・資格の有無を確認した上で、複数社を比較検討することが大切です。
片付けの過程で骨董品・美術品が含まれる場合は、専門業者に相談することで価値を正しく評価してもらえる場合があります。だるま3では骨董品・美術品の査定を承っています。
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